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2022.07.05
コラム

インターワールドってなにしてるの?②

こんにちは!入社からまもなく1年を迎える新米社員・YYです。
今回はインターワールドってなにしてるの?で紹介があったテレビメディアセクションの仕事について、もう少し切り込んで解説します!

「媒体営業」や「テレビ営業」と呼ばれ、テレビ局から放送枠の<仕入れ>を行うわたしたち。
仕入れるのは、全国の地上波、BSCSCATVの放送枠やCM枠です。

1年 365日、テレビは毎日放送されています。
・・・・でも、あれ?
朝はニュースを放送しているし、夜はドラマやバラエティをやっているし、いきなり『〇月×日の☆時にウチの通販番組を流したいんですけど!』なんて、できるのでしょうか??

答えは、残念ながらNOです!
放送枠は、どの番組を流すか決まっている時間帯と、<売り物>としてスポンサーへ売ることができる時間帯がある程度決まっています。

それを知ることができるのが、「タイムテーブル表」と呼ばれるもの。
新聞のテレビ欄やインターネット上に掲載されている番組表をイメージしてみてください。見た目はよく似ています。
媒体営業にとってタイムテーブル表は、レストランのメニューのようなもの。
タイムテーブル表と睨めっこをしながら、テレビ局の営業担当に『ここはいくらで買えますか?』『ここは以前他社さんが購入していましたが、うちで買える時はありませんか・・・?』と商談をします。


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しかし、おもしろいのはここからです。
タイムテーブル表に載ってない売り物はぜったい買えないのか?というと、そういうわけでもないんです!
『番組を買いたいスポンサーが多くて取り合いになっちゃう!』『今月は商品の売り時!1回でも多く通販番組を流したい!!』
そんな時こそ、営業の腕の見せ所。
『・・・・ひょっとして、本当はここに載ってない売り物はあったりしませんかね・・・・??』
今ある放送枠を通販番組に変えたり、本来放送がない時間帯に放送枠を作り出したり。実は、タイミングと実力しだいで<売り物>を生み出すことだって出来るのです。
情報を集め、テレビ局と信頼関係を築き、いわば<裏メニュー>を引き出す!
それも媒体営業の仕事です。

最後に、豆知識をひとつ。
地上波の場合、決まった番組を放送する時間帯にも2つの種類が存在します。
1つは全国で同じ番組が流れる「ネットタイム」。午前中の情報番組や、ゴールデンタイムのバラエティ等がこれにあたります。
2つめは地方局ごとに放送する番組が異なる「ローカルタイム」。地域に密着したローカル番組をはじめ、それぞれの局で様々な番組が放送されています。
いまはその地域に住んでいなくても、ネット配信で全国どこからでも視聴できるローカル番組も多いので、調べてみるのもオススメですよ!

いかがだったでしょうか?
1年弱仕事をしてみて感じることは、「テレビの営業って自由!」ということです。
人によってやり方は千差万別、今はない<売り物><買い方>を生み出すこともできます。
今回の記事で、少しでもテレビメディアセクションの仕事を知っていただけたら嬉しいです。
以上、YYでした!